ビジネスマンや旅行好きな方は国内、海外出張でスーツケースを使う機会が多いと思います。私は、年に100回以上出張に行くため、スーツケースは必需品です。飛行機で移動する場合、5泊までなら、機内に持ち込めるサイズで出張すると決めています。
現在、アメリカに住んでいますが、スーツケースを空港の受け付で預けると$30ほどかかりますし、破損や紛失の可能性もあるため、極力、機内に持ち込むようにしています。
目的地の空港に到着後、ターンテーブルでスーツケースがでてくるのを待って、時間を無駄にしたくないのも理由です(すみません、せっかちなのです)。
アメリカで飛行機に乗ると、搭乗にやたらと時間がかかるのは皆がスーツケースを機内に持ち込むためです(笑)
持ちこめる大きさも決まっていますので、航空会社のサイトで事前にチェックしましょう。
日本の国内線の場合、100席以上の機種は高さ55×幅40×奥行25cm以内、3辺の合計115cm以内、 重さ10kgまでです。
100席未満の機種は高さ45×幅35×奥行20cm以内、3辺の合計100cm以内、重さ10kgまでです。
例えば、アメリカ国内線デルタですと高さ56x幅35x23cm以内、3辺の合計114cm以内の大きさです。50席未満の機種はさらに小さくなります。
スーツケースの大きさを見る場合、実際にどれくらいの荷物が入るのかを考える基準として「容量」が単位として使用されます。
基準としては宿泊数1日につき、おおよそ10リットルと考えるのが良いとされています。
もちろん、スーツケースを何種類も購入するのはお金がかかるので、2種類(短期用/長期用)のサイズを持っていれば十分かと思います。
移動先の季節や気候、目的などに合わせてスーツケースの大きさや材質を選ぶことをも大切です。
スーツケース選びのポイントは下記の通りです。
-軽さと強度:アルミ素材は強度高いですが、表面がが傷つきやすくなります、そして重いです。
-収納力:拡張できるタイプのものがあります。
-荷物のパッキングのしやすさ:両面か片面づつの使用か。仕切りや小物入れなど。
-走行性:車輪の動き、音など。
-デザイン:機能重視でデザインは最後。ダーク系が多いですが、明るい色だとターンテーブルで回ってくる際に自分のものとすぐに分かります。
おすすめスーツケースブランドはこちらです。
目次
US Traveler;USトラベラー
スーツケースと別で購入するバッグの色を、オシャレに合わせたい時、便利です。色も豊富にあるため、スタイリッシュに決めれます。
日本でも取り扱い店は多く、わりとリーゾナブルナ価格でゲットできます。
Bric’s;ブリックス
Bric’sはマリオ・ブリッコラ氏によって、イタリアミラノ北部で1952年に設立された高級革製品ブランドです。
短期から長期に至るまで、旅行用に特化した、ラグジュアリーで機能性の高い製品を産み出しています。
日本での知名度はそれほど高くありませんが、海外では大人気で、ハリウッドセレブ達の中にもファンが多いです。
Briggs & Riley;ブリッグズ・アンド・ライリー
ブリッグズ・アンド・ライリーは1993年にアメリカで誕生したブランドでTUMIと並んでビジネス・トラベルバッグ業界の中では有名です。
ハイエンドなブランドですが、高額な価格の代わりに、生涯修理保証が付いてきます。
大忙しの旅行やビジネスマンを考えならが作られたデザインです。
品質を保ちながら、スーツケースの機能に妥協はありません。
Travel pro;トラベルプロ
TravelProのスーツケースは、ほとんどがソフトケースです。ソフトスーツケースというと頑丈性や耐水性が不安だと考える人もいるかもしれませんが、TravelProの商品に関しては安心です。
防弾チョッキにも使われる特殊素材「バリスティックナイロン」を素材として採用しているため、頑丈さはお墨付き。
さらに「Dura Guard」という加工を施し、水をかけても水滴が玉になって弾かれるほどの耐水性を実現しています。
車輪に工夫がなされており、走行性も快適。
現在では航空会社の従業員や世界を飛び回るビジネスマンに愛用者が多いです。たくさんの便利が詰まっていて、価格も高額ではありません。
American Tourister;アメリカンツーリスター
1933年、アメリカのロードアイランド州在住のSol Koffler氏により設立されました。
American Touristerはリーゾナブルナ価格で頑丈なスーツケースを作るのがSol Koffler氏の目標でした。
ビジネス仕様のイメージが強いソフトタイプでも、色合いや、ポケットのデザインがモダンでスタイリッシュ。
フレンドリーで、素敵なデザインとなっており、オンラインやデパートで購入することができます。ディズニーからディズニーのステッカーをスーツケースにプリントできる許可を得ています。
Pierre Cardin;ピエール・カルダン
Pierre Cardinは服、香水、バッグなどを手掛けているフランスの高級ブランドです。
スーツケースは全体の製品の中では小さなパイとなりますが、デザインはユニークである根強い人気があります。
フランス発のブランドであり、見た目はかなりの高級感がありますが、手の届く価格設定となっています。
Tumi;トゥミ
Tumiは1975年にアメリカニュージャージー州に住むCharlie Cliffordにより設立されました。高い機能性とモダンなデザインをテーマに掲げています。
防弾チョッキ等にも使用され、引裂や摩擦に強い頑丈なバリスティックナイロンを使用したバッグは、当初、警官マニアやミリタリーフリークなどから注目を浴びましたが、現在ではサラリーマン御用達となっています。
日本国内でも、多くのテレビドラマや映画等で使用され、ファッション性の高さにも注目されています。
Rockland;ロックランド
かなりの良心的な価格で幅広い種類を揃えていることで有名です。頻繁にスーツケースを使用するビジネスマンや旅行者にはあまりお薦めできませんが、耐久性を考慮すると、数回の使用で安く抑えたいという人におすすめです。
Samsonite;サムソナイト
Samsoniteは1910年アメリカのコロラド州に住むJesse Shwayderにより設立された老舗です。
当時の名前はSamsonでしたが、1966年に現在のSamsoniteに名前が変更されました。耐久性が最も高いブランド一つで、デザイン性も高く評価されています。
最大の特徴はやはり「スーツケースの軽さ」です。日本でも人気でTV番組でも取り上げられたことがあるため、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
サムソナイトは世界各国で販売を行っておりますが、それぞれの地域ごとに販売戦略を変えているのが特徴的です。例えば、アメリカでは低価格スーツケースとして販売していますが、アジアでは高級スーツケースの部類で販売されています。
Delsey;デルセー
デルセーはフランスの老舗ブランドで、世界第2位のスーツケースメーカーです。高い品質と美しいデザインが評価され、数多くの受賞歴があるのです。
フランスらしい色合いやデザイン、ディテールにこだわり、エレガントなフレンチテイストを感じる世界トップクラスのブランドです。
その前身は、カメラやレコードプレイヤーのケースを制作する会社でした。
1946年にラゲージメーカーとして創立し、1965年最初のハードタイプのスーツケースを発売。
デルセーはあまり日本では馴染みがありませんが、2007年に日本の老舗メーカー「サンコー鞄」がライセンス契約して、日本での販売及び修理を担っています。
中国の工場で生産され、厳しい監視と審査のもとで製品化することにより、質の良いものをハイコスパで提供。
自分にぴったりのスーツケースを選んで、最高の旅行を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。