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【アメリカのホテル】チェックインからチェックアウトの流れ

私は、仕事の関係でアメリカのホテルに年間100泊以上します。お気に入りのホテルもあり、会員ステータスも持っています。

ただ、当時はホテルのチェックインとチェックアウト時はとても緊張しました。

よく、友人やネットで海外でだまされたという話しを聞いていたので、受付でクレジットカードを提示するのも嫌でしたし、チップの支払いもよく分かりませんでした。

今回は、私の経験を踏まえて、アメリカのホテルのチェックインからチェックアウトまでの流れを説明します。

アメリカへの旅行や出張を予定されてる方には必見です。

空港に到着

アメリカの空港についたら、タクシーでホテルまで移動します。英語の発音が苦手な人は、ホテルの予約書をプリントアウトしといて、英語表記のホテル名と住所をドライバーに見せてください。

ほとんどのドライバーは移民です。英語のレベルも異なりますが、双方のコミュニケーションミスをなくすには、紙に書いてある住所を見せるのが確実です。

ホテルによっては、無料送迎バスも走らせています。所定の場所に行き、バスを待ちます。

そして、おすすめの移動手段はウーバーです。スマートフォンにダウンロードしておけば、アメリカでも使えます。日本語表記も可能です。

ウーバーを呼ぶには事前に行き先をアプリに入力する必要があるので、乗車後にドライバーに伝える必要はありません。

支払いもウーバーのアプリに入力したクレジットカードから自動で引き落とされるので、降りる際の煩わしさがありません。

参考;ウーバーとは?

空港では乗車場所が決まっているので、空港案内所の人に聞いてみましょう。Where can I get Uber?で通じます。

アプリで読んでから、早ければ5分-10分で乗車馬車まできます。

ホテル到着

ホテルに到着したら、まずは受付に直行しましょう。高級ホテルの場合、ベルボーイが荷物を運んでくれますが、数ドルのチップが必要になります。

私の場合、出張時の荷物は小型スーツケース1個と小さなカバンだけなので、ベルボーイに預けることはありません。

チェックインの時間帯で混むのが夕方5時-7時です。日本では考えられませんが、20-30分待たされるケースもあるので要注意。

並ぶ前にトイレは済ませときましょう(笑)。

以前、ニューヨークダウンタウンのホテルにチェックインする際、30分待ったことがあります。すごい混んでいるのに、受け付け窓口が2つしか開いていない。お客を待たせることが割と普通です。

チェックインの時間ですが、これも要注意。だいたい3時PMからです。国際線で朝早くホテルについてしまう場合は、荷物を受け付けに預けて、軽く観光に行きましょう。

電話番号を伝えとくと、部屋が空いた時点で連絡をくれます。また、ホテル会員でステータスが高かったりすると、優先でチェックインできます。

チェックイン

ついに来ましたチェックインの時です。先ず初めに予約名を聞かれます。日本語の名前は聞き取りにくいので、パスポートを見せると、身分証明書の効果もあり、一石二鳥です。

また、クレジットカードの提示も求められますので、持参を忘れずに。旅行会社やホテルサイトを通して支払いを事前に済ませていても必要です。

滞在中に利用した有料の飲み物やルームサービスなどがあれば、チェックアウト時にクレジットカードに請求が行きます。

ホテルによってはチェックイン時に宿泊費以外のデポジット(預かり金)を請求してきますが、ご安心ください。

何もなければ、チェックアウト時に返金されます。日本ではあまり馴染みがない制度ですが、海外では一般的です。

ホテルには出入り口がたくさんあり、宿泊中に外出することも可能であるため、宿泊料金を支払わずに踏み倒して逃げてしまう人もまれに存在します。

そのため、ホテルがデポジットを導入することで無銭宿泊を防ぐことができ、犯罪の抑止にもつながっています。

ベッドはホテル予約時に指定していますが、念のため確認するといいです。ちなみに私は、広々使えるキングベッドの部屋をいつも予約します。

また、希望の階があれば言ってみて下さい。部屋が空いているかどうかは別にして、自分の好みを伝えるのは自由ですし、ホテルの受付もそのあたりは十分承知していますよ。

ホテルの会員ステータスがある場合は、ペットボトルの水やスナックをくれる時もあります。

朝食やハッピーアワーを提供しているホテルもあり、その場合は、受付の方が説明してくれます。

ホテル内には炭酸水、水、お菓子類、薬など販売していますが、普通のスーパーで購入するよりかなり高いのでご注意を。

ホテル内の説明が終われば、最後に部屋のカードキーを何枚ほしいか聞かれますので、無難に2枚と答えときましょう。

カードキーを受け取れば、あとは部屋に向かうだけです。

部屋に入ります

カードキーで入室すれば、あとはもう自分の空間です。

テレビを見てよし、寝てもよし、インターネットで遊んでもよし。部屋は広く作られているので、日本のビジネスホテルのように、スーツケースを置くとスペースがなくなるということはありませんので、ご安心を。

ほとんどのホテルでインターネットはで無料で提供されていますので、所定のやり方に従いアクセスしてみてください。必要な情報は基本、苗字と室内番号の入力です。

室内には水のペットボトルやスナックが置かれていますが、ほとんどの場合、有料です。

もし、隣がうるさいとか、室内が汚れている(もとから汚れている場合は別として)などの理由で部屋を変えたい場合も、遠慮なく受付に言いましょう。部屋が空いていれば、問題なく変えてくれます。

私も、隣の騒音に耐え切れず、部屋を変えてもらったことが何度かあります。

外にでずルームサービスを頼みたい場合は、電話でオーダーです。メニューは室内の机の上に置いてあります。

20分くらいで来ます。サービスチャージに加えてチップも必要なるので割り高です。

ホテル内にバーなどがある場合は、そこで食べ物をオーダーし部屋に持ち帰ることもできますよ。

ただ、旅行で行く場合は、外食ですよね。グーグル先生の聞けば、ホテル周辺のおすすめレストランがすぐに分かりますよ。

決めかねている人は、ホテル受付やコンシエルジュに聞いてみましょう。

チェックアウト

だいたい11時AMがチェックアウト時間です。

9時AMを過ぎ始めると、ハウスキーピングが部屋を回り始めます。邪魔されたくない人は、ドアに”Don’t disturb”などのサインをかけるのをお忘れなく。

ホテル会員のステータスがある場合は、レイトチェックアウトも可能です。

部屋を出る際は、チップをお忘れなく。$3あればいいです。小銭が余っているからといって、何十枚ものコインをチップ代わりに置いていくのは少々失礼かもしれません。

2泊以上する場合、毎朝チップを払うのは少々出費となりますよね。その場合、Don’t disturbのサインをドアノブにかけたままにしとけば、室内のハウスキーピングは行われないので、チップを払う必要はありません。

アメリカのホテルはバスタオル、フェイスタオルがそれぞれ3枚以上はあるので、1泊くらいスキップしてもアメニティに困ることはないでしょう。

出発の準備が整えばチェックアウトのため、受付に行きましょう。

忘れ物には注意です。

チェックアウト時は、受付の人がかならず、宿泊はどうだったか聞いてきますので、とりあえずグッドと答えとけば問題ありません。

領収書は、メールかハードコピーか聞かれますので、必要な方を言ってください。

金額などに間違いがないか、確認したい場合は、ハードコピーと言ってその場で領収書をもらいましょう。
後々間違いが発覚して、ホテルなどに電話するのは面倒なので。

旅行会社経由での予約で領収書が必要ない場合は、ホテルによってはカードキー入れがありますので、そこに返却し
勝手にチェックアウトOKです。

これだけ予習しておけば、アメリカのホテルはもう困ることはありません。

それでは、素敵な旅を!

最後までお読みいただきありがとうございました。