私は2009年頃から株式投資を始めました。
何故かというと、多くの人が薦めているからです。
証券マンから直接勧誘されたら購入はしなかったかもしれませんが、私と利害関係のない人たちが、株による資産構築のメリットを話してくれました。
全くの初心であった私が使用した口座がマネックス証券です。
購入した株は、ソフトバンク、旭化成、オラクルなどです。リーマンショックの後だったので、数年後に値上がりを待ってすべて売却しました。
といっても、お小遣い稼ぎ程度の感覚で始めたため、利益は50万円くらいでした。
ちなみ、売却せずに2019年まで待っていれば、数百万円の利益は取れたかと思います。こういう話しはよくあることです。(笑)
株式売買を職業にしているプロの方は、数千万円、数億円単位で利益をあげていますが、 私の場合、サラリーマンをやりながら、資産を増やすための副業と勉強という位置づけでやっています。
ベネフィットだけでなく、自分ではコントロールができない予測不可能なリスクもあるため、3年以内に2-3百万円の利益を上げるイメージでやっています。
そして今持っている株は、米国企業が中心です。これから、株を始めようと考えている人、あるいは新たに購入を考えている人は、米国株がお薦めです。
米国株のお薦め度
S&P500と呼ばれるニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される指数がありますが、過去10年の上昇が3倍となっています。
S&P500は2010年5月は約$1,000でしたが、2020年2月に約3,400となっています。
日本にも東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にした株価指数がありますよね。2010年1月の数字は10,600円で、2020年2月は23,000円強となっています。
増加していますが、S&Pの3倍に比べると増加率は小さくなります。
極端に言えば、S&P500の株を2010年にもていれば、2020年にはその価値は3倍になっていた可能性があるということです。
ただ、間違ってもバクチのような意識で株を購入しないようにしてください。その場合、株価が下落した場合の損失が大きく、家計に影響を及ぼします。
欲を出しすぎて、失敗したという話しは後を絶ちません。
より確実に利益を上げるには
◆売上が安定した大企業の株
◆リスク分散のため、複数の異なる企業
◆テック、エネルギー、医療分野が狙い目
インカムゲイン or キャピタルゲイン
株を購入する場合、値上がりした時に売ればその差額を利益として得られますが。また、株価が増加せずとも、配当により利益を得られるケースもあります。
◆インカムゲイン;購入した株式からの配当による利益です。
◆キャピタルゲイン;売買差益で得ることができる利益のことです。
インカムゲインで利益を得ようと考える場合、長期的に株式を保有する必要があります。
高配当利回りが一生続くような株式であれば、配当生活も夢ではありません。
ただ、それなりの元本が必要になってきます。
キャピタルゲイン狙いの株は、配当利回りが低い傾向にあり、相当な狙いをつけて購入する準備が必要です。利益も大きいですが、損失を被るリスクも大きいです。
例えば、テスラ社の株です。$300まで上がった後に2019年5月に$200前半まで下がりました。しかしここから盛り返して、2020年2月には$900まで上がりました。
$200前半まで下がった時も、このあたりでしばらく推移すると思っていましたが、ここまで上がるとは全く、読めなかったです。
夢がある話しですが、やはり最初のお薦めは、安定した企業の高配当株です。
米国の高配当株
配当利回りで4-5%がターゲットです。株を1,000万円購入すれば、税引き前で40-50万円/年入る計算です。月になおすと3-4万になります。
聞きなれない企業もあるかもしれませんが、どれも超有名な大手です。
2020年2月 | 業界 | 最近配当利回り |
AbbVie | アボットラボラトリーズ社の分社化により、2013年に誕生した研究開発型のバイオ医薬品企業 | 5.3% |
AT&T | 情報通信・メディアコングロマリット。年連続で配当利回り増。 | 5.4% |
Brookfield Infrastructure Partners | は南北アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパにおけるサービス事業と木材資産の手数料で構成された公益事業の所有権と運営を行う。 | 4% |
Brookfield Renewable Partners | 再生可能エネルギー発電所の所有と運営が基礎 | 4.5% |
Chevron | 石油を始めとするエネルギー関連製品を扱う民間企業 | 4% |
Duke Energy | 電気事業とインフラ、ガス事業とインフラ、商業再生可能エネルギー、三つのセグメントで事業を展開する。 | 4.2% |
Enbridge | 原油や天然ガスのパイプライン運営・管理 | 6.3% |
Enterprise Products Partners | 天然ガス、NGL、原油の集積・加工・輸送・備蓄等の業務 | 6.4% |
Gilead Sciences | 医療ニーズが満たされていない領域への挑戦を続けるバイオファーマ企業 | 3.8% |
IBM | 民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業 | 4.8% |
口座開設の方法
手数料の高い証券会社ではなく、ネット証券で口座を開設しましょう。
マネックス証券、楽天証券、SBI証券で米国株を取り扱っています。
口座開設はすごく簡単です。
◆インタネットから申し込み可能です:「個人番号カード」または「運転免許証と通知カード」を準備
◆口座開設後、ネット証券のサイトから外国株の口座に資金を入金します
◆外国株取引の口座にログインし、どの企業の株を買うか選択し、決定します
最初から大金を狙うと失敗した時のショックが大きいので、余力のある資金を使用して、投資先を分散してください。
成長する業界を絞れば、利益を得れる確率も高くなります。
日頃から、ニュース、書籍で情報を集めてください。
すでに話題となっている企業株はを購入したら、全然上がらずに損をしたという話しもよく聞きます。
それは、企業の選択は良かったが、タイミングが遅すぎだと可能性があります。
自分の目標金額を決めて、欲を出しすぎず、長期的な目線で取り組んでいください。
最後までお読みいただきありがとうございました。