コロナの収束が見えず、仕事も今後どうなるか分からないため、万一に備え家庭の支出を抑えるべく、節約術を試してみました。
Ibotta
買い物に使用できるキャッシュバックアプリです。例えば、本アプリに登録されているWegmans TargetやWalmartなどのお店でお買い物するとキャッシュバックがもらえます。
買い物したレシートの写真をアプリにアップロードする作業が必要になりますが、各店の会員サイトとアプリ上でリンクできる場合は、アップロードは必要ありません。
ただし、買い物したすべての購入品が対象ではなく、対象製品のみがキャップバックとなります。また、事前にIbottaのアプリから購入する対象製品を指定する作業が必要なります。
要は、キャッシュバックが欲しくてつい購入してしまう消費者心理を利用し、逆に支出が増えてしまう可能性もあります。
スーパーに行くと、アプリを見ながら買い物しているお客さんが多いですが、たぶんIbottaでキャッシュバックできる製品を探しながらショッピングしているのだと思います。
日本人の私から言うと、対象製品はアメリカ人向けの製品が主であり、例えば、お醤油やお味噌などがIbottaの対象製品に上がることはなく、現在のところあまり効果は確認できていません。
半年くらい使用していますが、$4くらいしかキャッシュバックが貯まっていません。
アプリで何十種類もの製品を見ながら、事前に対象製品を探して、購入するというプロセスも面倒さを感じてしまいます。100点中、お薦め度は60点くらいでしょうか。
アルコール類も対象製品で上がることが多いので、アルコールを飲む人はもっとキャッシュバックできると思います。
Rakuten
私が一番使えると思っているキャッシュバックアプリです。理由は対象となるお店の種類が多いためです。
食料品を扱うスーパーがメインであるIbottaに比べて、Rakutenはスポーツ用品を扱うDICK’sやNike、アパレルのCoachやBanana Republic、そしてペット用品を扱うPETCOやPet Smartなど多くの小売店が対象となります。
Rakutenサイトに入り、そこに掲載されているサイトから各ストアのウェブに飛ぶことで、キャッシュバックの権利を得てショッピングすることができます。
そこから、自分が持つ会員番号を入力して、買い物をすることもできて、ポイントやディスカウントを得ることもできます。お店によりキャッシュバック率が異なりますが、1-8%くらいでしょうか。
また、Hotel.comやレンタカー店などもあり、仕事での出張が多い人は更なるキャッシュバックが期待できます。
RakutenのサイトからIn-storeの登録がされている小売店では、クリック一つを行い、その場でキャッシュバックがもらえます。
ただし、In-storeはRakutenのサイトに掲載されているすべてのお店が対象ではありません。また、キャッシュバック率も日によって変わります。
これも、半年ほど使用していますが、$56のキャッシュバックとなっています。 キャッシュバックは小切手からPaypal経由で受け取ることができますが、3ヵ月くらい先になり、時間がかかるのが難点です。
キャッシュバック付きクレジットカード
キャッシュカード使いキャッシュバック。私はCitizens Bankを使用していますが、そこが提供しているキャッシュバック付きクレジットカードを使用すると1.8%のキャッシュバックがもらえます。
最初は、1.8%程度という数字に興味がなく、4年ほど無視してこのクレジットカードを作りませんでした。そして、コロナにより支出見直し中、冷静になって気づいたのですが、私は会社経費を自分のカードを使用して精算しているため、支出がかなり多い。。。
日系企業に勤務する私は、もちろんコーポレートカードなんていうものはなく、毎月のペーパー精算に不便を感じていました。そして、昨年は出張経費で7万ドルくらい使用しました。
仮に、この経費すべてをキャッシュバックカードで精算していたら、7万ドル×1.8%で年間$1,260もキャッシュバックという計算になります。
そして、プライベートでも使用するので、実際は金額はより大きくなります。もっと、早く気付くべきだったと後悔。。。
現在は、出張自粛のため、キャッシュバックカードはプライベートでの使用しかありませんが、それでも半年で$300ほどキャッシュバックを得ました。まるで副業です。(笑)
初年度の限度額は$6,000程度なので、銀行のウェブ経由ですぐに支払いをしないと、使えなくなってしまいますが、これも2年目からは上限が上がる予定です。
支払先によっては、クレジットカードでの支払いは、別途手数料がかかるため、すべてが使える訳ではありません。例えば、家賃の支払いはクレジットカードで支払うと数%の手数料が別途かかります。
他にもいろいろなキャッシュバック付きクレジットカードがありますが、対象がガソリンや食料品のみのもの、あるいは購入品によりキャッシュバック率が変わるものなでもあります。
そして、年間費が必要なクレジットカードは、高いキャッシュバック率を提供している傾向です。
私が使用しているキャッシュバック率1.8%と驚くほど高い率ではありませんが、購入品に限らず一律でこのレートを確保でき、年間費もかからないため、重宝しています。
以上の3つがコロナにより始めた節約術になります。買い物した金額をベースにキャッシュバックされますが、消費者心理をうまく利用したお店側の戦略になりますので、必要のないものは購入しないように気を付けたいですね。
うちは、キャッシュバックにつられて対象製品であるアメリカのお菓子を購入する頻度が増えてしまいました。。。
最後までお読みいただきありがとうございました。