TRAVEL

【アメリカ旅行】楽しく過ごすために気を付けること

海外旅行は楽しいですよね。若いころは、バイトで貯めたお金で、海外旅行に行くのが楽しみでした。その思い出は20年たった今でも、鮮明に覚えています。

旅行先では、やはりアメリカの人気は根強いです。グランドキャニオン、イエローストーン、ヨセミテ国立公園、ニューヨーク、ハワイ、西海外、ディズニーランドなどなど大自然、大都会と遊びが楽しめます。

日本政府観光局(JNTO)が調査した各国・地域別 日本人訪問者数(2016年)でも、一位はアメリカの357万人です。

引用;https://statistics.jnto.go.jp/graph/#category–14

一方、初めて旅行に行く人は、言葉や文化の違いによる障壁に少々不安があるかもしれません。一番初めの難関である入国審査はいつでも緊張しますよね(笑)

今回は、アメリカ旅行を最高の思い出にするために、失敗しないためのヒントをお伝えします。

観光先をしぼる

アメリカはとにかく広いです。面積はアメリカが約963万km2、日本(約38万km2)の25倍です。近そうに見える建物に歩いていくと、予想以上に遠かったりします。

滞在日数が限られている旅行者へのアドバイスは、観光先を広げすぎないことです。

なかにはニューヨーク、ワシントンDC、マイアミ、ロスアンゼルスを一度に回ろうとする人もいるようですが、無理があります。

北から南を飛行機で縦断する場合、3時間はかかります。また東から西は6時間です。フライトも飛行機の故障や渋滞でよく遅れます。

もちろん、観光となると空港から中心部や観光地に移動することになるので、ここでまた時間を要します。

移動は基本、車となるので、日本のように、電車を利用して小回りが利くような動きはあまりできません。

出張のため、アメリカ国内を頻繁に移動する私の経験から、2州移動するだけでだいぶ疲れます。なので、いいやり方としては、地域を絞り、その場所をより深くみることだと思います。

例えば、東海岸だったらニューヨークとワシントンDC。 両州とも行きましたが、アメリカを十分楽しむことができます。

西海岸であれば、ロスアンゼルスとサンフランシスコ、そしてラスベガスといった具合です。

中西部であれば、シカゴとマディソン、南東部であればジョージアとテネシーなどがいいかと思います。

いいサービスにはチップを

チップの支払いはアメリカの習慣です。州によっては、時給が$2.13から$7.25と低いレストランのウェイターやウェイトレスでは、チップが主な収入源となることもあります。

レストランで食事をした場合、最後のお会計時にチップなしで店をでるのは、失礼にあたります。

チップは金額の15-20%が妥当な額です。食事の費用が$20で15%のチップを支払う場合は、合計で$23となります。

いいサービスを提供し、チップをたくさんもらおうと、食事を出された後は、ウェイター、ウェイトレスは何度かテーブルに来て味はどですか?などと聞いてきます。

私の経験談ですが、以前、会社の同僚と食事に行ったとき、チップの支払いが少なすぎたため、ウェイターからクレームを受けたことがあります。”私のサービスのどこがわるかったの教えてください”と言われました。

間違って数%しかチップを払っていなかったこちらがわるかったのですが(笑)

タクシーの場合は、10%くらいでいいと思います。たまにチップの額にケチをつけてくる輩がいますが、あまり相手せずにとっとたタクシーから降りちゃいましょう。

カウンターで食事を受け取り、自分でテーブルに運ぶようなファースフードなどでは、チップを支払う必要はありません。

チップは支払う側の裁量で決まるものですが、レストランによってはお会計時に自動的に18%ほどを加算するところもあります。

領収書を見て確認し、二重チップ支払いにならないよう気をつけてください。

ホテルでもチップが必要です。朝ホテルを出る前に、机の上に$3ほど置いときましょう。

どこでもタバコを吸えるわけではありません

日本人の人は、割と喫煙者が多いですよね。

アメリカの場合、CDC(米疾病予防センター)によると、2018年時点で、18歳以上の人で100人あたり14人(13.7%)がタバコを吸っていると報告があります。

数では約34.2百万人となります。実は2005年時点の 20.9%(100人あたり21人)から大きく減少しています。たばこの害が理解され、アメリカ人は健康意識が高くなっています。

街中を観光していても、ランニングする人たちを頻繁に目にすることができます。

スポーチジムでも、朝からトレーニングをしている人をよく見かけます。

国によっては、外でタバコを吸うためにいくつかのルールがありますが、アメリカはその中でも厳しい方です。

ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンDC、シカゴ、シアトルでは、バーや、クラブ、レストラン、ほとんどの野外ではタバコを吸うことは禁止されています。

2018年時点で、38州、60都市で屋内でのタバコは禁止されています。ナッシュビル、ラスベガス、マイアミなどでは、また吸うことができますが。

カリフォルニアでは2000年の始め頃から、バーではタバコを吸えなかったのを覚えています。今では、ビーチ、公共の公園、医療施設や高級アパートの周りでもタバコが禁止されています。

アメリカはタバコにうるさい国なのです。

アメリカ人は本当にタバコが嫌いのなので、気を付けてください。

以前、日本で気を利かして、隣に立っていたアメリカ人にタバコ吸ってもいいですか?、と聞いたらNoと言われたことがあります。 吸える場所だったのに(笑)

時間を守る

印象とは異なり、アメリカ人は時間を守る傾向にあります。8時PMに待ち合わせであれば、8時PMかそれより前に到着するくらいがいいでしょう。

遅刻することは、日本同様に失礼にあたります。

ただ、移動が主に車であるため、予想できない渋滞に巻き込まれるのは頻繁にあります。そういったときは、事前に遅れることを電話などで伝えとけば、相手も理解すると思います。

ビジネスシーンで顧客先とのアポイントに、渋滞で送れるときは、事前に連絡しておけば、割とフレキシブルに対応してもらえます。

また会社で遅刻するときも、渋滞という理由が不通に使われます。

アメリカ英語のスラングを使用しない

ハリウッドの映画を見ていると、たくさんのスラングを耳にしますが、基本的に使用しないほうがいいです。

ビジネスの使用はNG、信頼を損なうだけでなく、侮辱したと思われる可能性もあります。

また、友人間でも使用は控えた方がいいです。距離が縮まったと思い勢いでスラングを使ってしまい、相手を不快にさせることもあります。

実際、アメリカ人はスラングを使っている人は多いですが、旅行中は普段使う英語を用いましょう。

特にバーなどで酔った勢いで使用するのも、トラブルのもととなります。

道路標識や法律にしたがう

もしレンタカーを借りる場合は、事前にアメリカの道路標識を勉強しときましょう。

日本での運転経験が長くても、アメリカには現地のルールがあります。日本と逆の右車線、スピードはマイルだけではなく、日本で見たことのない標識もあります。

右に曲がりたい時は、信号が赤でも一時停止後に曲がれます。止まっていると後ろからクラクションを鳴らされますよ。

法定スピードは日本より若干早く設定されていますが、州によっては5マイル(時速約8km)オーバーするとスピード違反で捕まる可能性があります。

街の中でも路上パーキングがあり、車を止めることもできますが、止めることのできる時間帯が指定されていたりすることもあります。

違反切符を切られないよう注意してください。

日本と比べると、アメリカ人の運転は平均的にラフです。

公共の交通機関を利用する場合は、私のお薦めはウーバーです。タクシーより安く、呼べばすぐに来るので、利便性が高いです。

アプリを携帯にダウンロードすればすぐに使えます。表示も日本語で対応可能です。

単位がことなる

華氏、パウンド、マイル、インチ、ガロンなどアメリカ特有の単位があります。

レストランでは食事の時、肉など注文する場合、重さを選ぶ必要があるので、事前に、グラムなど日本で使用している単位に変更して確認ください。

もちろん、レンタカーを借りるときも、スピードメーターはマイルですので、よく頭に入れときましょう。

大自然の国立公園に訪問する

ニューヨークやシカゴなど大都市を訪問し、おいしいものを食べたり、買い物をしたりするのもいいかもしれませんが、アメリカ人の多くがお薦めするのはイエローストーンなど、大自然を見れる観光地です。

自然にいる動物や美しい景色は一生忘れることのない、思い出となるでしょう。

買い物はネットでもできますので、 アメリカでしか体験できないことを

選んでみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。