こんにちは、アメリカ在住10年のぷらむサークルです。アメリカ国内線の搭乗は少々ナーバスですよね。フライトアテンダントには日本語通じませんし、やたらと声がでかく、怒っている感じさえします。
エアートラフィックや故障による遅れも多いですし、当日飛ばないということさえあります。私も幾度となく経験してきました。
今回はアメリカ航空会社のプロフィールと私の搭乗実体験をまとめてみました。会社員の私は年間60回以上、国内線を使用します。アメリカ国内線に乗る予定のある人は、この記事を読んで好みの航空会社を見つけてみてください。
会社員で国内出張(アメリカ)が多い私ですが最近のお気に入りの航空会社は、デルタです。
機内はきれいで、テレビ画面も大きく、チャネルも豊富で最高です。もちろん経路により、古い機種のものも残っていますが。
デルタ航空
- 2019年の売上$47B(約5.2兆円)
- 本拠地はジョージア州アトランタ
- 1925年設立で、アメリカの航空会社では最長の歴史
- 全従業員は86,564人（2019年）
- 年間の乗客は約2億人
- 2019年時点で就航地は325都市
- マイレージプログラム：1981年にスカイマイルズをスタート
- 空港内ラウンジ名はスカイラウンジ
- 航空会社アライアンス：スカイチーム
- 加盟メンバー：Air France-KLM, Alitalia, Virgin Atlantic, Virgin Australia, Korean Air, Aeromexico
実体験
- うれしかった時：ステータスがあると、頻繁に席をアップグレート、機内のテレビチャネルが豊富、サービルのお菓子類も豊富。
- かなしかった時：遅れが多い（あくまでも個人的印象です）、マイレージプログラムでダイアモンド(最高ステータス)にならないと国内(アメリカ)ラウンジが使用できない。
アメリカン航空
- 2019年売上は$44B(約4.８兆円)
- 本拠地はテキサス州フォートワース
- 1926年設立。
- 就航地は350都市。
- 1日の乗客数は約50万人
- 全従業員は128,900人
- マイレージプログラムはAAdvantage（アドバンテージ）、世界初のマイレージサービス
- 空港内ラウンジ名はアドミラルズ・クラブ
- 航空会社アライアンス：ワンワールド
- 加盟メンバー：ブリティッシュ航空、キャシー・パシフィック、フィンエアー、イベリア、LATAMエ航空、マレーシア航空、カンタス、カタール航空、ロイヤル・エルダン、S7航空、スリランカ航空、フィジー航空
実体験
- うれしかった時：JALと同グループなのでステータスあればラウンジ使用可。最近、一つ上のラウンジをオープン。フラッグシップラウンジと言い、サファイヤ(エメラルド)以上のステータスを保有している搭乗客が使用可。(ニューヨーク、ロス、シカゴオヘアやダラス空港などにあり)。
- かなしかった点：機内の座席は他と比べると狭い気がする。機内のスナック種類が貧しく、味もいまいち。JALのステータスをもっていても、アメリカ国内線でアップグレードされたことがない。
ユナイテッド航空
- 2019年売上$41B(約4.5兆円)
- 本拠地はイリノイ州シカゴ
- 1926年設立。
- 就航地は342都市。
- 年間の乗客は約1.6億人
- 全従業員は88,000人(2017年)
- マイレージプログラムはマイレージプラス
- 空港内ラウンジ名はユナイテッド・クラブ
- 航空会社アライアンス)：スターアライアンス
- 加盟メンバー：エジプト航空、ルフトハンザドイツ航空、エバー航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空、アシアナ航空、エア・インディア、エア・カナダ、深圳航空、オーストリア航空、シンガポール航空、ターキッシュ航空、スイス国際航空、コパ航空、アビアンカ航空、クロアチア航空、スカンジナビア航空、TAPポルトガル航空,LOTポーランド航空、エーゲ航空,ブリュッセル航空、スイス国際航空、ニュージーランド航空、南アフリカ航空、エチオピア航空
実体験
- うれしかった時：ANAと同グループなのでステータスあればラウンジ使用できる。
- かなしかった時：古い機種はテレビ画面が80年代のクオリティ。機内のスナック類もいまいち。
ユナイテッドには正直あまり乗らないためステータスもなく、十分なベネフィットを得ていません。そのため個人的にはいまいちな印象です。
ジェットブルー(格安航空会社)
- 2018年売上$7.6B(約8,300億円)
- 本拠地はニューヨーク
- 1998年設立
- 就航地は99都市
- 年間の乗客は約4,200万人
- 全従業員は22,000人(2017年)
- マイレージプログラムはモザイク
実体験
- うれしかった時：座席が広い(幅は普通だけど、前が広い)、比較的低価格な航空券。機内のスナック類が豊富（思ったよりおいしい）、新しい機種座席、テレビ画面も高品質。
- かなしかった時：JAL、ANAなどステータス使用できない。グループに入っていない。マイナー。
サウスウェスト
- 2018年売上約$22B(約2.4兆円)
- 本拠地はテキサス州ダラス
- 1967年設立
- 就航地は101都市
- 年間の乗客は約1.3億人
- 全従業員は60,000人(2018年)
実体験
- うれしかった時：航空券がやや安い。マイナーな経路を狙って運航している。
- かなしかった時：座席が早いもの順。ドリンク類のサービスない。
搭乗が最後の方になると、先に乗った乗客の目線が気になります。空いている隣の座席に座るな光線がひしひし感じます。
あとがき
航空会社アライアンスの中で一番大きな規模はスターアライアンスで年間の乗客数は7.6億人、次にスカイチームで6.3億人、ワンワールドで5.3億人です。
航空会社のアライアンスから言うと、アメリカ国内では、JALの場合はアメリカンエアライン、ANAの場合はユナイテッドとなります。デルタも日本からアメリカまで直行便があるので、乗ったことのある人も多いかも知れませんね。
日本と比較するとフライトアテンダントのサービスはいまいちです。サービスのハードルを自ら下げて搭乗すれば、文句も少なくなると思います。
もし、航空会社が決まっていないようであれば、デルタをお薦めします。
アメックスなどのカード会社を選べば、マイルも貯めやすくなりますよ。私は年間費無料のアメックスを使用しています。
